風邪

<2019.3.追記です>

この記事は11年前には、書いといて結局UPしなかった記事です。

今改めて読み返すと、UPしてもいいんじゃないかな?と思えました。

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しちみちゃん2歳2ヶ月。この話ももう終わりです。
1年かけてのんびりとしちみの事を書いてきました。
ブログを書いて心がけていたのは読んでくれる人に伝わりやすく読みやすくしたいと思ってきました。
愚痴は半分。面白さ倍増です。
でも最後だけはそれは出来ません。
今思っていることをつらつらと書こうと思っています。

この時期私はセキの風邪をひいていました。
そしてその風邪がしちみにうつり。分泌物が私の気付かない間に軌道に少し詰まり。
結果的に呼吸が停止したのだと思っています。
医学的に死亡診断書には「多機能不全」と書かれていました。

私がもしお医者さんや看護師さんほどの知識や経験があったなら
しちみは亡くならなくてすんだのかも知れません。
そう考えて寝付けない日もあります。
でもそんなふうに自分の首をきゅうきゅうとしめるより
私はそれでもしちみは私の事を選んで生まれてきたのだと考えるようにしています。
そう考えると気持ちが落ち着くのです。

しちみが生まれて1年ほどは町で他の人が押すベビーカーがやたら眼につきました。
「あのベビーカーをひょいと覗き込んでも普通に元気な赤ちゃんが乗っているんだろうなぁ…」と羨ましく思っていました。
ところが今では病院で見かける子供たちの特注バギーが羨ましく見えるのです。
「あのバギーにはどんな子が乗っているんだろう?」と

無意識にしちみの面影をそこに見ているのです。

それはもうしちみがいないからの無いものねだりなのでしょうか?

でも確かに私はしちみが1歳をすぎた頃には幸せを感じるようにまでなっていました。
この気持ちは見栄でも肩肘を張った気持ちでもありません。
その時期が早いのか?遅いのか?は解りませんが、今ではその最後の一年が楽しかったことを嬉しく思っています。
私は私にそんな気持ちをコンコンと伝えるためにこの1年書き続けていました。
そんなブログを覗いて一緒に読んでくださった皆さん。
本当にどうもありがとうございました。

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