土管からBOW!

前回はパイプ管から猫を見つけた話を書きました。
その話を書いていて思い出した話があります。
今日はその話、もっともっと昔私がまだ小学生だった頃の話です。

学校からの帰り道に、3~4年生の男子7~8人が川幅2mのどぶ川の
そばで集まってワイワイさわいでいました。
「何だろう?」近寄ってみると、そのどぶ川に水を流れ落とすために
出ている土管から犬が顔を出していました。
犬はどこからか迷い込んだようで、細い土管はどぶ川に突き当たり、
進む事も戻ることも出来ないようです。
犬の情けない表情が小学生の私にも読み取れました。。。(T_T)

小学年の男子達は犬の目の前に向かって石を投げているのです。
「犬!この石に乗って脱出しろ!!」
男子達の熱い思いは凄いけれど、投げ込まれる石に犬は既にビビッていた。

「いや、それは無茶だ…多分犬には無理がある…」
そう私は思ったのだけど、すでに石を投げ入れて「足場」を作る事に
男子達が熱中していたので、ひとまずそのときはその場を離れた。

小一時間程経ってから、さっきの土管犬を見に戻ってみた。

すると、子供は一人も居らずに犬だけがそのまま居た。。。

中途半端に作られた石の足場がなんとなく悲しげ…

それを目の前に犬はもっと悲しげ…
私はその石を足場にどぶ川に降りた。(今じゃ出来ない、
やってはいけない、よい子はまず大人に相談しましょう。)

犬の目の前に行き、話かけてみた。「私が抱っこするから出ておいで」
犬は足が前に出てこないようだった。
しばらく待ってみるが、犬は体が硬直しているようでプルプル震えている。

ちょっと思い切って引っ張り出してみた。
土管の中から雑種の大人の犬がズリズリ…ズリ…と出てきた!
そのまま抱っこしてどぶ川をよじ登り、無事に犬を地面に降ろした。

もしかして怪我でもしているかもしれない。と、それまでは
心配していたのだけれど、それがどうして地上に降りるやいなや
飛び跳ねて私の周りを回り始めたのだった

そこから、私の家までの100mくらいの距離を犬はずーーっと
飛び跳ね回って私に着いてきた…
もうさっきまでの悲しげな表情は消えていた。

「犬、自分の家に帰ってね。ウチには猫がいるから入れないんだよ。」
そう伝えても、家まで嬉しそうについて来ていた。
私は家に着き後ろ髪を引かれる思いで、ガラスの引戸をガラガラ
、ピシャリと閉めた。
それでもまだ、犬はすりガラスの向こうにぽつんと居て、
こちらを見ているのが判った。
「犬は三日受けた恩は忘れない」ではないけど、義理堅いって
言うのを体感した瞬間だった。

二回連続で「助けた話」を書いたわけですが、反対に自分の
無知さ故に動物を死なせてしまったことも何回もあるんですよ。
本当に申し訳ないです。
それらの話はまた機会があったらと言うことにします。

コメント

  1. ゆっくりん より:

    そうですか~
    あかねさん動物救助かなり
    されているんですね。きっと前回の猫ちゃんも今回の犬ちゃんも感謝してますね(ブイサイン)

  2. あかね より:

    そうだったらうれしいです
    動物救助といわれると大げさな感じがします
    でもあの時の犬や猫が喜んでいてくれたら
    嬉しいですね~(ブイサイン)

    わんこが好きな人はあのひたむきな感じが
    たまらないんでしょうね。

  3. ちょこぼ より:

    え~~~~?
    そんなこともあったの!?
    もう危ないなぁ

    犬も、あかねも無事だからよかったものの
    ひやひやするわ

  4. あかね より:

    ちょこぼっちへ
    そうそうこんな話もあったのよ~遠い話よ~
    忘れてたわ~~
    今思うと危ないよな

  5. ken より:

    えらい^^。
    ☆ぱちぱちぱちぱち~☆

  6. あかね より:

    kenさんへ
    わ!凄い数の拍手だ!!
    kenさんてほんと名前ふせててもkenさんって
    気づくかも…(笑)