以前会社に勤めていた頃の話。
同僚の女の子達がこんな世間話をしていました。
「山田さん(仮名)の家で飼われているマルチーズは、たまに目が外れるらしいですよ。」
「目が外れるって…外れたらどうするの?!」
「山田さんが手で直してあげるらしいです。」
…手で直す~?!
そんな訳ないやろ!!☆\(゜ロ゜)
って突っ込むポイントなのかねこれは??
ところが数年後にそれを目の当たりにする日がやってきたのでした…
しかも自分が「直す」役。
しかも「我が子」。
私はしちみのイラストを描いていますが目の突出具合は
いつも3割引くらい控えめに描いています。
今回は1割引くらいで描いてみました。↓
何かイラストで1割引にして描くと
普通にちょっと目が大きい人ぐらいに見えてるかもしれないですけど。
(え?普通に見えてませんか?慣れってあるんですね。)
しちみが生後2ヶ月になったころ
一時退院の話なんかが具体的に出始めていました。
一週間後には一時退院になりそうで、喜ぶどころか不安がいっぱいな私達(-_-;)
NICUにいつものように面会に来ていた私と角刈りパパは
しちみを抱っこして遊んでいました。
「何だか日に日に目が出てきているような気がする・・・」
と思っていたら次の瞬間、何と!
本当に目がでた。
ここでイラストを載せれば「目が出る」という状況がどんなのか伝わるのですが
どうにもこうにも書く気になれないので、言葉だけの説明にさせて下さい。
普段からマブタが開いているので瞳がカラッカラッのしちみ。
何かの拍子にググッと眼球が前に出て、マブタが眼球に引っかかって下りてこなくなるのです。
決して目玉の親父みたいなのがコロンと転がり出てくるわけでもないですし
漫画みたいにぶら~んぶら~ん…ってなるわけではないのですよ!
それでも十分恐怖ですけど。
眼球の突出したままのしちみを抱っこしていた私は、
血の気が完全に引いてしまっていました。
・・・・・(数秒経過)
!そして!同じく隣で固まっていたであろう角刈りパパに
「看護婦さん呼んできて…」
と精一杯ふりしぼった小さい声で言うていました。
\(゜ロ゜;))((;゜ロ゜)/
すぐに同じフロアーにいた看護師さん数名が
バタバタと私達の元へ駆け寄ってきて
しちみのマブタをむんぎゅ~と力一杯押さえていました…
私を含めた大人も必死、しちみも必死。
治すのは一瞬で治せたんですけど、精神的な動揺がかなり大きかった!
そしてこの後に看護師さんが何と
半日前に初めての眼球突出をしていたと言う!
え~!!(/ロ゜)/そんな大事なことすぐに言うて下さい~!!
看護師さんも忙しいから、たまたま連絡が遅れたのだと思いますが
ビックリするのを通り越して”眼突”にはかなり寿命が縮みました…
眼球を思いっきり押さえられるってどんな感じなんだろう?
と自分で自分の目を押さえてみた事が何度かあるけれども
やっぱり自分では加減してしまって力はそんなに込めれないですよね。
頭蓋縫合早期癒合症のお友達の中でも
しちみのように眼球突出を持っている子供さんと、全く問題無い子供さんと
親が手で治さなければいけない程ではないと言う子供さんがいたりして
症状の違いがあるようにその子その子で色々のようでした。
この眼球突出は1度や2度のことなんかではなくこの日から頻繁に起こり
4~5ヶ月にわたって私達を大いに振り回してくれる大問題のはじまりなのでした。
いや過剰表現とかじゃなくてね・・・
☆ミ ☆ミ ☆ミ ☆ミ ☆ミ ☆ミ ☆ミ
前回の記事UPの日アクセス数がいつもより良かった。
きっと「乳首~」という単語が多くのネットサーファーの
目に止まったのでしょう(笑)
コメント
そっか
看護婦さん、、、、なにやってんだ!
話に聞いてたら少しは違ってたやろうに
いきなり見たらビックリするやんなぁ
ちょこぼっちへ
いきなりでビックリしたよ!!
看護師さんたち、もしかしたら伝えた時の私達の衝撃を想像して
話し出しにくかったんかな?とか
先生から言ってもらおう。とか
そう言う事やったんかも知れん。
それにしても…やっぱり言うといてほしかった
うんうん
確かに言葉にするとなると
どう表したもんか悩んだかも知らんね
あかね達を余計に心配さすって気遣いやったかも。
バナー(あれ?バーナーだっけ?)
の横のコメント
「ぷぷぷ」やな
『全裸』とか入れたら
飛躍的にUPするかも~
ちょこぼっちへ
バナーやで~
今回も前回同様アクセス数が伸びてた。
「乳首」って載せてたからやわきっと
全裸もUPしそうやね。
あとナマ足とか…
一時間限定画像とか(笑)。
目
眼球突出のこと、もっと早く教えて貰ってたらあかねさんご夫婦も驚きが少なかったのにね
看護師さんです
今回のしちみちゃんのイラストの目・・うん十年前にダンナさんとお見合いした時、こんな感じでした。
最初は驚いたけど段々と慣れ今では見なくなりました
私も障害はいくつか持ってるけど・・ブログで公開してないのもあります。この障害は日々の生活にはとっても困るのですだから内緒なんだけどね
スーさんへ
コメントありがとうございます
私達家族はこの眼球のときの事もふくめて
この数ヶ月の間になんどか血の気のひく体験をしました。
私達の心臓が丈夫でよかったですよホント。
スーさんの旦那様は目が大きいのですね?
私の身内にも目の大きなのがいてて横顔は
こんな感じです
う~んそうでしたか。スーさんは公開されている
症状だけでもとても大変そうなのに
さらにもっと戦っている事があるのですね。
スーさんのこといつも応援しています
メェ改め「め」
変換がちゃんと出来てなくて「め」になってたのね
それなら改めようかしらぁ
想像してみた、眼突の光景で抱っこしながら驚愕のあかねちゃんを。
本当にでてしまったんだね。
力ずくでしまうしかないのよねぇ。
これから精神面を鍛えられつつ
いろいろ強くなってくのね。
めぇ~ちゃんへ
めぇ~ちゃんに戻ったのね!
いらっしゃ~い
眼凸を初めて目の当たりにしたときは私の動きは止まって
たと思うわ~
ビックリしたときに「ぎゃー!」とか言えるほうが
回りにも伝わりやすくていいのかもしれないけど
私は絶対フリーズ状態になってしまうわ。
めぇ~ちゃんはどんな感じになるのかな?
力ずくで眼を直されるのって恐いよね~…
後でなれてくるとそんなに力もいらないってわかって
くるねんけど、初めはいらない力が入ってたと思う。
う~ん今思い出しても、あの度重なる眼凸は恐かった
あまり繰り返すと「失明するんちゃうか?!」とかも
思ってたし~