クリスマスからお正月まで

今回は約2週間の仮退院から本退院までのお話。

「退院できない~!!」(TдT)o

と騒いだ(ことは一度もないけど)からといって

いつまでも病院に居られ続けられないのはもう飲み込めていた私。

担当看護師さんも私達を気づかってくれる優しい人で

「しちみちゃんこの間の外泊が楽しかったんでしょうね。表情が増えました~」

と私の親心をくすぐるのです。

えぇそうですよね。一緒に帰りたい、でも帰るのが怖い…そんな私達。

同じフロアー内の離れた場所では私と同じく先天性KIDSらしい子のママ二人が

楽しそうに会話をしていました。

ママA・「年末外泊するの?」

ママB・「外泊するよ~!」
「ケイチャン所にサンタさんくるねんな~」「な~♪」

(それを遠目から見ているだけの私。)

そうそれ!私が知りたいのは…この笑い…

ケアの事も、治療の事も、回りの事も心配で笑えない…

このママ達はなんで笑えてるのか?教えて~…

Il|li _| ̄|○ il|li

遠目から見ていてもその深い謎が解明されるなんて事はなく仮退院出発の日。

その日のお風呂も、ガーゼ交換も看護師さんに手伝ってもらって済ませ

「出発はミルク飲ませてからでもいいですか?」

とギリギリまでとどまり病院にい続ける私達。

もうこれ以上引っ張れる用件も無くなったところで

看護師さん達に見送られ病院を出発しました。

自宅で何かあった時は救急車を呼んでこの病院まで運んでもらうように

書き込んである先生直筆の手紙ももらった。
(↑手紙は救急隊員の人に見せるらしい。)

この日は12月25日。

年が明けた1月6日には次にお世話になる病院の初受診の予定。

そして1月7日にここに帰ってくるという流れ。

それまでの約2週間

水中にでも潜っていると思えばいい!!

潜水は昔よくやったけど…それまで息止め続けられるのかな…?

事態の重さに溺れるんじゃないだろうか…?

この時の一番気になっていた問題は、気管切開しているために

声が出せないしちみ、お腹が空いた時、オムツ不快の時、眼凸の時

などの時に私達が気付けるかという事。

特に私達が寝入っている夜中はどうなるのだろう~?

先生は腕に鈴をつけたらどうか?と提案してくれていたのですが

本当に鈴をつけたことは一度もなく、実際家で24時間一緒にいると

声はなくても、泣き始めるとなんとなく気付けるのでした。


(↑ まさに泣く直前の必死顔。もぞもぞしだしています。)

と言うのも泣いていると「オギャー」という声はないけれど

喉がなっているのか呼吸が荒くなったような音がするし

しちみの場合は手をバタバタさせたり足をバタバタさせたりできたので

その音で私の場合は夜中でも目覚めることができたのでした。

さらにしちみが大きくなると

爪をたててシーツをちーっちーっと引っ掻くという技を会得し

最小限の力で親を呼ぶ方法を身につけていました。

そしてこれは私の気切友達の話なのですが、親を呼ぶときベッドの柵を

棒で☆ガンガン☆たたいて合図するらしいです。これまたハードね(笑)

やっぱりやってみないと分からない事がたくさんあるようです。

☆ミ ☆ミ ☆ミ ☆ミ ☆ミ ☆ミ ☆ミ

コメント

  1. southAsia より:

    southAsia
    はじめまして。southAsiaと申します。いつもはROMオンリーで楽しくBLOGを見せてもらっています。
    楽しみにしてるんで更新頑張って下さいね!
    僕のブログではターバン野口の折り方を紹介しています。
    暇があったら是非どうぞ。
    http://panicblog.blog109.fc2.com/?eid=9279

  2. メェ~ より:

    うさぎさん
    見覚えのある、ひょろっこいうさぎ
    傍で初めからしちみちゃんを見守っていたのね

    しちみちゃんの外泊
    看護師さんの言葉は深い意味なく
    見たままの素直なコメントなんだと思うよぉ
    しちみちゃんが一番お家デビュー心まちだったはず。

    言葉がなくても波動で繋がるものがあるから
    とは言え、初めての夜はドッキドキになるよね。

  3. あかね より:

    southAsiaさんへ
    southAsiaさんコメントありがとうございます。
    ここはのんびりしているブログですが、いつでも遊びに来てください。

    >ターバン野口の折り方
    って言うのが(私は)祈り方と読み間違えたのですが
    ブログを見にお邪魔すると
    「おりかた」だったのでした(一人笑)

  4. あかね より:

    メェ~ちゃんへ
    そうやねん!あの白いヒョロッコイウサギは一番初めに
    出産祝いに親戚の子からもらったプレゼントで
    気に入っててん(笑)イラストにも登場させてみた
    そんな何かのキャラクターとかじゃないと思うねんけど
    後日全く別の人が同じヒョロッコイカエルをプレゼントに
    持ってきてくれてビックリ&めっちゃウケタ~

    >見たままの素直なコメントなんだと思うよぉ
    そうやねんやろうな~これを聞いたときも
    自分たちにはビフォー・アフターの違いはよく分からんねんけど
    家に帰って成長してるなんて言われたら
    うれしかったわ~