10年前の話

前のページで、このページのお客様がくれたコメントで、私の
中で「もぁもぁあ~ん.。o○」と思い出してきた事があった
ので今日はそれを書いてみたいとおもいます。
10年ほど前の話になります。

登場人物
私 (20代前半・スレンダー過ぎる所が仲間由紀恵似)
パパ(フリーター・加藤晴彦に似てなくもない)
K君(当時の私の彼・ナイナイの岡村君似)

当時、半同棲中のK君という彼がいた私。その彼とは別々のバンドで
お互い活動していました。
私は女の子4人バンド、K君とパパは同じバンドで活動していました。
ジャンルは両バンド共、PUNK
パートもお互いGUITAR (エレキね)
気も合うし、趣味も合うし彼氏でもあり、私にとっては初めて
できた親友みたいな人でした。
とこらが2月のある日に、突然その人は亡くなって
しまったんです。
死因は腰の動脈破裂からの出血、失血死でした。
当時で彼はまだ26歳でしたが、これといった原因もないことから、
「過労死であろう」と言う医者の診断でした。

それから約半年の間、私はK君の残したライブ予定を手伝ったのです。
(バンド用語でヘルプ)この半年をきっかけにパパとは仲良く
なり(パパこの頃パチプロに転身)私達は3~4年後に付き合う
ようになったのでした。

読みやすいように、かなり要約しましたが伝わったでしょうか?

この時期は、誰よりもK君の家族の皆さんが、地べたギリギリの
精神状況におちいったのでは無いかと思います。
そして自分にとって、また周りに居る人にとってもかなり
つらい時期だったと思います。

でも今では逆に、乗り越えた事が私の自信になっているし、
それまでかなり苦手だった「親」と言う存在が少しいいふうに
自分の中で変化したのも事実です。
またこの時得た私独特の考え方は、「起こってしまったショック
な事は、忘れてしまうしかない事と、がむしゃらであろうが何だろう
が、何とか問題に向かって行動する事に分かれる」と言うものです。

この10年前の別れは、私の中では「忘れる」事のほうに、いつの
間にか振り分けられ、前進することになりました。
そして今では、「あれだけ気の合う人に巡り会えただけでも
よかったな」と思っているのです。

ブログの一番上の上にも書いている通り、私の娘「しちみ」は
ファイファー症候群という名の先天性KIDSとして生まれてきました。
これもまた大変ショックな問題でした。パパもまた、私以上に
(この頃は真面目なサラリーマンに転身)ショックを受けていたと思います。
でも、この事は私のなかでは「何とか行動していく」ほうに
振り分けられ、今では「パパ+しちみ+私」の3人4脚の毎日です。
何よりもしちみの人生の主役はしちみ自身です。
もう「おぎゃぁ!」とこの世に生まれてしまった以上、
私にはしちみを応援してやることしか出来ないのだと思っています。
私に出来る事と言えば、まずは色んな人に合わせてあげること位かな?

(‘ω’)ノ < オハヨー

☆ミ ☆ミ ☆ミ ☆ミ ☆ミ

長文なのに最後までありがとうございます。

コメント

  1. ゆっくりん より:

    こんにちわ。
    馴れ初め・・何も知らず辛い事まで思い出させてしまって、ごめんなさい。

    今あかねさん一家が、とても
    毎日を一生懸命、前向きに生きていらっしゃる事に感動しています。

    少しかもしれませんが私も応援させて下さい。

    あかねさん有難うございました。
    自分も元気もらいました。

  2. あかね より:

    ありがとう~!
    こう言う記事ってコメントしにくいと思うのに、
    丁寧に書いて下さってありがとう、ゆっくりんさん。

    ブログの中のどこかでは、いずれ書きたかった話なので
    いいきっかけになりましたよ~

    私がカミングアウトすることで、誰か一人でも
    元気になってくれる人がいたら、それだけで
    本望です

  3. ちょこぼ より:

    あははは
    仲間ちゃんと晴彦には「ええ~!?」と突っ込み
    あ、胸だけね(納得)

    K君は私にとっても大きな存在やったよ
    今でも
    しちみちゃんの体調が悪くなると
    「ちゃんと見守ってんの!?」と
    心の中で突っ込んでしまう

    旦那と、くっ付けたのは彼だと思ってるからな。

  4. あかね より:

    最近勉強してるから
    スピリチュアルな考え方で言うと
    亡くなった人は、亡くなった人で色々忙しい
    のだよ、多分…。
    もしかしたらもう生まれ変わって
    どこかの小学校とかに通ってたりして!
    とか考えると寂しさも半減さ。

  5. みちふん より:

    納得したよ
    こんばんは。
    あかねちゃんにはなんか芯の強さを感じていました。こんな辛い出来事を乗り越えてきたからなんだ、と納得したよ。

    ショックな事への対処方もしみじみと心に届いたよ。私はNを出産した時、夢であって欲しいと、寝てばっかりいたの。
    周りには「寝れてる?」って心配されてたんだけど、、、これって忘れてしまいたかったんだろうな。
    子育てに関しても、私はがむしゃらにはなれてない。なんとかこの状況から逃げ出すことはできないものか・・・って実はたまに考えちゃうの。人のせいにしたい自分もいる。
    まだまだ乗り越えないといけない壁は多いわ

    私的にはママ・・・手塚里美、パパ・・・西村和彦です。

  6. ちょこぼ より:

    そうなのか
    あっちはあっちで忙しいの?
    のんびりしてるイメージだったのに、、、、
    そっか死んでも沢山することあるのかぁ
    ああ、しょっく

    ほんで、そんなに早く生まれ変わることもあるの

  7. あかね より:

    みちふんちゃんありがとう~
    えー先ずは手塚里美(←マイナーな人が存在した)では無く「理美」と違うかな?すぐに顔が思いつかなかったから、西村和彦とともに検索してみた!両方ともイイトコ突いてるわ~美形やわ~

    しちみの事で褒めてくれてるけど、一緒やで~
    出産後しちみは2ヶ月NICUに入っててんけど、毎日病院と家との往復。その間に頭の中が現実逃避しかけて、「ホンマは全部夢で、病院に着いたらツルンと綺麗な赤ちゃんが寝てるんちがうかな…?」とか思ってたもん。
    ほんでまた自分に睡魔が遅いかかってくるねん、
    ほんで可能な限り寝まくるねん。(笑)

    私の好きな、ブロガーのあきちさん(小5の息子さんを在宅介護中)の書いてた名言を書くと「気はぬかず、手をぬく事を考えよう~!」です。
    ウケウケ!

  8. あかね より:

    チョコぼっちへ
    知らんわ~!(笑)
    忙しい、とか。もう生まれ変わっている、とかは
    適当にかいたの!
    解って書いてるんかも知れんけど~

    もし江原啓之さんに会える日が来たら、いの一番に
    聞くことにするわ。
    あ、忘れんようにメモっとこう。

  9. ちょこぼ より:

    まあ
    ちょっと乗せて(のりつっこみ)書いてみました
    でも分からない世界やからね
    ほんま、みんなどうしてるんやろう

  10. あっちゃん より:

    死んだ人は
    死んだ瞬間に別の人(人じゃないかも)に
    生まれ変わると思っております。
    ↑私的意見なんで聞き流してね~

    いい出会いを経験したんやね。
    ちょこぼちゃん&あかねちゃん姉妹のように
    強くなりたいわ。

    私も今は修行僧の身と思ってがんばろーっと

  11. gabin より:

    こんにちは♪
    麻呂さん、こんにちは♪

    私はできるだけ前向きに生活してるつもりなんですけど、それでも自分だけがしんどいんかなって勘違いしてしまう時たまにありますねん。

    でもね。2年前にフロリダにあるGive Kids The Worldという施設で5週間ほどボランティアをしたんですけど、その時にね、自分の愚かさを知りました。みんな何らかの形で悩みを抱えてるけど、ちょっとしとした事に救われたり、助けられたりして生きてるんやなぁって。

    なんか麻呂さんの記事と話ずれたかなぁ?
    すいません。
    この施設の事は今度ブログに書きますね。
    また遊びにきま~す♪

  12. あかね より:

    あっちゃんへ
    風邪からはやっと復活できたんやね~。

    死んだ瞬間にすぐに何かに生まれかわる
    と言うのも、しんどそうですな~
    しばらくでいいから、天竺とか、竜宮城、
    または天国のようなところでユックリ
    したいです、私は。

  13. あかね麻呂です より:

    gabinさんへ
    コメントありがとう!&いらっしゃいませ~

    Give Kids The Worldという名前だけあって
    子供が関係する施設なんですかね?
    わぁ、興味あります!是非ブログに載せてくださいね。
    そして、載せてくれるまで影から見張ってますから(=_=)
    お忘れなく、麻呂しつこいです。